1999年に公開された映画マトリックス以降、SF好きの仲間入り。
定番のスターウォーズシリーズは、ディズニー以降見てません。
そんな偏見多めなSF映画好きの私。
映画「アップグレード」を見た感想を綴ります。
※ネタバレ多めなので注意!
映画「アップグレード」を見た感想はコレ。
あり得ないSF映画ではなく、割とあり得る未来感。
この手の映画って、AIを怖く感じますよね。
とりあえず、予告編見て下さい。
はい。
「かっこいいSFアクションなんだ」と思いましたね?
確かに実際にアクションシーン、
99%の日本人男性が心躍る内容でした。
とは言え、映画アップグレードの良き所はアクションシーンだけじゃない。
「AIについて、SF好きが考察(平たく言えば「妄想」)」したくなる作品です。
映画「アップグレード」でAIの在る未来を考察
✓こんな人は今すぐ映画「アップグレード」を見るべき

マトリックスが好き、スピンオフまで全部見た。

アニメと言えば「攻殻機動隊」でしょ

アイアンマンのジャービスが好き。
ここからは、本格的にネタバレが増えます!
上記の文句にピンと来た人。
Amazonで買うか、ゲオorTUTAYAに全力疾走してください。
(私はAmazonプライム会員なので無料で見れました。)
では、少し私なりの「映画アップグレードの考察」してみますね?
映画アップグレードの近未来は怖い?
3度目ですが、ネタバレ注意ですよ。
映画アップグレードで考察すべきは、AIの在る未来。
家に帰れば、最初に聞く声はAIの「おかえり」なアップグレードの近未来です。
最近では、アレクサなんてスピーカーがしゃべるますよね。
でも、アップグレードのAIはそうじゃない。
アレクサみたく二つ返事の言葉ではなく、会話。
帰ってすぐ、夜の予定とか、冷蔵庫の卵が無くなりそうとか・・・全部知ってる。
プライベートは、完全にAIの監視下にある。
犯罪だって、事件現場に駆けつけるのはドローンです。
あらゆる場所にある「監視の目」。
感情のないAIになら、アナタの生活は筒抜けでも良いでしょうか?
いや、普通に怖いですよね。
Softbankに置いてあるペッパーに、じ~~ッと見られてたら怖いですよね?そんな感じ。
映画アップグレードに登場する最強のAI「STEM(ステム)」
本作の主人公「グレイ」は、AI技術の進んだ世界で最新・高性能なAI「STEM(ステム)」を脊髄に埋め込みます。
- 話す
- 見る
- 動かす←
過去のAIでは、会話や情報を見るといった機能だけでした。(これだけでもスゴイ)
しかし、高性能AIのSTEMは「動かす」ができる。
ロボットを動かすとか、そんなレベルじゃない。
チップを埋め込まれた「グレイ」の体を自在に動かす事が可能。
攻殻機動隊の電脳化より、ある意味すごい。
人間の身体能力には、実は中枢神経のリミッターがあります。
「火事場の馬鹿力」何て言いますが、リミッターが外れた時、人の力は最大限に発揮。
グレイは本作の序盤で、悪人に襲われ四肢麻痺の状態に。
体を動かすには、STEMによる神経支配が必要になります。
STEMが体の支配権を握れば、身体能力のリミッターは外れ、パワー&スピードは超人的に(戦闘シーンは見ごたえ評価◎でした。)
体の支配権をAIに握らせるって怖いですよね。
超人でも操り人形。
アップグレードされた世界では、AIが人類を支配する?
壮大な本作の落ちとしては「AIによる人類の乗っ取り」なんですよ。
映画アップグレードは、エンディングがスッキリしないといった口コミも多い。
最後の最後で、STEMの真実が明かされる。
何だかんだ、良きパートナーだったグレイとSTEM。
未完成な人類を乗っ取るAI様だ!的な主張というか、最終的にSTEMの本性が出てくる展開でした。
AIが盛り込まれた作品に多い、AIが支配する世界。
意外とコレって現実的な話な気がするんですよ。
例えば、こんな記事を見つけました。
2045年人類に居場所はあるのか。人工知能AIが人間の仕事を奪い、ロボットが世界を支配する時代が来る!?
あり得なくない近未来。
実際に、最近だとコロナの影響で閉店する実店舗型の企業。
オンライン講義を受けて「あれ?学校に行く必要あった?」と感じた大学生も多いはず。
あらゆる媒体が、形を換え、AIが全てを管理する世界もあり得る現代社会の速度感です。
まぁ、とにかくAIについて妄想が捗る作品「アップグレード」でした。
ちなみに、作中に出てきたAI搭載の車。
BMWの近未来コンセプトカーに似てる…わかる人いますか?
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