動物たちが歌って踊る映画「SING-シング-」。
もちろん、子供が楽しめる映画なので吹き替えが前提になる。
ただ、シングの吹き替えは大人でも楽しめる豪華キャストだ。
人気アーティスト「スキマスイッチ」の大橋卓也氏MISIA、女優の長澤まさみと気合の入りっぷり。
作中の歌は、吹き替えでも皆が役にハマり、抜群の歌唱力で楽しめるのが本作の魅力だ。
とは言え、気になるのは「原曲」。
映画シングの作中に出てくる曲は、基本的に元は洋楽のヒット曲が使われている。
今回は、映画シングの原曲をお届けする。
【映画 シング】ヤマアラシ「アッシュ」の原曲
Carly Rae Jepsen – Call Me Maybe
コンビ解散で、再起を図る女性シンガーでヤマアラシの「アッシュ」。
彼女がコンビ解散直後に歌ったのがこの曲だ。
作中では、泣きながら歌っており、ちょっと原曲が分からない人もいるのでは?
ちなみに、この曲「Set It All Free」はオリジナル。
原題ではスカーレット・ヨハンソンが歌唱力を発揮している。
彼女は、最近だとアメコミ映画「アベンジャーズ」のブラックウィドウ役で有名だ。
【映画 シング】ゴリラ「ジョニー」の原曲
Sam Smith – Stay With Me
歌えるゴリラこと「ジョニー」。
彼のストーリーが一番、私的には涙腺をやられた。
作中では、スキマスイッチの大橋卓也が歌う「Stay With Me」。
日本語版の歌詞はだれが担当したのだろうか?良い曲だ。
Elton John – I’m Still Standing
ノリノリの曲に、ノリノリのシーン。
ああ、ジョニ父が刑務所から息子の元へ逃亡する場面が最高過ぎる。
【映画 シング】ハツカネズミ「マイク」の原曲
Pennies From Heaven – Frank Sinatra
曲のチョイスとキャラクターが完璧なマッチをしているネズミ。
ハツカネズミの「マイク」は、声優界のレジェンド山寺宏一が演じている。
声優とは思えぬ、ダンディな歌声を聞くだけで吹き替え版を見る価値はあっただろう。
声優がやたらとCDを発売する時代だが、キャラ声でしっかり歌うのは難しいと聞いた事がある。
その点、山ちゃん(尊敬の念を込めて読ませて頂く)は本当にマイクという歌手が存在する可能様だ。素晴らしい・・・!
映画シングはエンディング曲も良い
Stevie Wonder – Faith ft. Ariana Grande
映画シングと言えば、エンディング曲もチェックすべきだろう。
- Stevie Wonder
- Ariana Grande
この豪華コラボは、当然ながら良曲である。
個人的に評価したいのは、Ariana Grandeの適応力。
年代の違う両者、曲のテイストも普段とは違うはずだ。
ところがどうだろう?違和感なく1つの曲として完成形となっている。
若者世代と、その親世代がコラボした曲「Faith」。
子供と一緒になって楽しめる映画シングに最適なエンディング曲だ。
ちなみに、映画シングはオリジナルのサウンドトラックが売られている。
1枚のCDとして楽しめるプレイリストだ。
作品を見たなら、思い出に浸りつつ聴いてみてはどうだろう?
映画シング-SING-の作品情報

タイトル→シング-SING- 原題:SING 2016年
監督→ガース・ジェニングス
国→アメリカ
再生時間→1時間48分
原作の声の出演→マシュー・マコノヒー/リース・ウィザースプーン/セス・マクファーレン/スカーレット・ヨハンソン/タロン・エガートン/トリー・ケリー/ニック・クロール/ジョン・C・ライリー
日本語吹き替え→内村光良/坂本真綾/山寺宏一/長澤まさみ/大橋卓也/MISIA/斎藤司/宮野真守
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